出逢い橋
- 健太郎 立花
- 2023年3月8日
- 読了時間: 2分
更新日:2023年4月12日
皆さん、こんにちは。
私は一日のおよそ半分を“柳川藩主立花邸 御花”で過ごしています。
SAMURAI REBIRTHのオフィスはこの中にあるのですが、ここは立花氏庭園と呼ばれる国指定の名勝地でもあります。
自然環境に恵まれ、7,000坪ほどの敷地を取り囲むように堀(掘割)が巡り、南側には一本の橋がかかっています。
出会い橋
その名は「出逢い橋」。

地域と非日常とを結ぶ、文字通りの架け橋になっています。
※柳川では堀のことを“掘割(ほりわり)”と呼ぶ。
手で掘ったことにちなんで、土編ではなく手偏としている。
この橋は20年程前に造られ、4年に一度修繕を行い、どうにか現状を保っています。
しかし油断は禁物。
つい先日、施設管理のSさんと自前の舟で橋のパトロールを行った際、金属の腐食や木材の破損を発見してしまいました。

宿泊ゲストや観光客、そして近隣にお住まいの皆さん・・・
様々なストーリーを抱えた人々が行き交う出逢い橋。
そんな橋だからこそ闇雲に修繕するのではなく、少しだけ知恵を絞り持続可能な修繕プランにすべきだと考えています。
修繕プラン
私なりに3つの仮説を立ててみました。
1.素材は間伐材、コンクリート廃材などを使用することで、
循環経済に寄与できるかもしれません。
2.建築や都市工学などを学ぶ学生に関わってもらうことで、
産学連携による永続的なwin-win効果を果たせるかもしれません。
3.橋を渡れば渡るほど蓄電される発電床を設置することで、
コストメリットおよびマーケティング作用を生み出せるかもしれません。ソーシャルグッド
皆さんはいかがでしょう?
橋を単なる修繕で終わらせるのではなく“持続可能な橋”と言う位置づけで思考を巡らせることもまた、ソーシャルグッドと言えるのではないでしょうか。
では。



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